ドラマ『黒部の太陽』
原作 木本正次

『黒部の太陽』は木本正次による小説、またこれを原作とする映画、ドラマがある。今回は平成21年のテレビドラマを紹介する。

舞台は第二次世界大戦後の復興期。当時関西地方では復興の遅れ、慢性的な電力不足にあえいでいた。

その問題を解決すべく関西電力が目を付けたのが、黒部ダムであった。人跡未踏の地、黒部峡谷に巨大ダムを建て水力発電で電力を賄う計画が立てられ、実行された。

そのダム建設に必要な資材を運ぶため、長野県側から富山県側までトンネルを貫く、世紀の難工事が描かれている。
私が最も印象に残ったのは現場の長である倉松親方の強烈なリーダーシップ。襲い来る地下水と闘いながら、工員の命を預かり、休むことなくトンネルを掘り進めていく背中に、私もこういう男でありたいと魅せられるものがあった。男の中の男が出てきます。おすすめです。

御岳の大人気宿「A-yard」の本棚にも小説が置いてますよ〜