鈴木諒太

おっきな円

2017/09/20 20:42

こんにちは。

決戦の地、吉野川にはすでに少しずつ海外チームが到着しているようです。今週末から来週にかけて続々と集まり始め、川の雰囲気も変わってくるでしょう。
世界の強者たちが大集合。
楽しみです。
ウェルカムトゥ吉野川。

ところでどういう人が強者として認識されるんでしょうか。アスリートなので強い選手と言い換えたほうがわかりやすいですかね。
強い選手。
勝負の世界にいるので勝った選手が強いというのはひとつの明白な指標でしょう。勝ち続けて結果を残し続ければ誰もが認めるところだと思います。

では、どうしてその選手は強いんでしょう。強い選手である理由や要素っていったい何でしょうか。
才能、技術、フィジカル、メンタル、経験、環境等々。あげればいくつでも出てきそうです。

以前、スラロームの選手から聞いて、なるほどなぁと思った考え方がありました。
ちょっと個人的な解釈が入っているかも知れませんが簡単に説明すると先程あげた要素のすべてが揃っている選手が強いというものです。そりゃそうだろという感じですよね。

もう少し具体的にイメージで伝えると…
例えば鈴木諒太というラフティング選手をそこそこ大きな円として表現します。その円のなかには彼の選手としての小さな円(要素)が詰まっています。
技術、パワー、経験、眼鏡が似合う等それこそたくさん。他にもトレーニング環境、コーチや監督、家族や友人のサポート、応援してくれる方々、スポンサー、収入、情熱、使命感……。
これらひとつひとつの円(要素)の総和が鈴木諒太という選手の円の大きさを形成しています。

この円の大きさを広げていくことが強くなるということ。
この円が大きければ大きいほど強い選手である、という考え方です。結果を出し続けている選手はこの円がものすごく大きいってことになりますね。

ラフティングの選手になった1年目はとにかく体力や技術を高めることに集中していたように思います。咋シーズンにこの考え方を聞いてからは自分の選手としての円を大きくすることを意識してきました。
競技力を上げることだけでなく、講演会に参加したりスポーツとは違う世界で活躍する人と会う機会を作るようにしました。
そこで気付いたのが円には中心が必要ってことです。軸、もしくは核と言えるようなものです。

なぜラフティングで世界一になりたいのか。

自分は選手としてどうありたいのか。

シンプルですがここがぶれると円自体がぐにゃぐにゃになって形として成り立たないように思います。当たり前のようで絶対に無視できないポイントです。

なんだかすごく長くなりそうなので続きは今度書きます。

明日は吉野川の源流に行ってきます。

素敵な水曜の夜を。

鈴木諒太