こんばんは。

決戦の地、吉野川でスラロームの練習をしてきました。

羽根田選手がリオオリンピックで銅メダルを取ったあの種目のラフティング版です。
川の上に張られた14個から16個のゲートを通過してゴールタイムを競います。上流から下流に通過するゲートと、その反対で下流から上流に向けて通過するゲートがあります。ゲートに接触したらペナルティーで5秒追加。ゲートを通過出来なければ50秒のペナルティーです。50秒って。太っ腹ですね。
ラフティングの大会ではこのスラロームの配点が2番目に高く、1000点中300点を占めてます。ここで良い順位をとり高いポイントを得ることは総合優勝するために非常に重要になってきます。

さて、台風18号の影響で吉野川はまだ少し増水しています。大会で予想される水量よりもちょっと多く、その分流速が速く勢いがあります。
通常9月半ばを過ぎると吉野川上流にある早明浦ダムが放水を止めるため、川の水位は夏と比べて低くなります。なのでこの時期に今日くらいの水量で練習できることはなかなか貴重で幸運です。
ラッキー!

普段は水の流れがない場所をベースにスラロームの練習をしているため、いきなり流速の速い吉野川で漕ぐと結構びっくりします。最初は自分達があそこに行くにはこれくらいかなー、と予想してボートを動かしているとだいたい辿り着けません。悲しい気持ちになります。水のパワーに圧倒されてしまいます。
しかし何回かトライ&エラーを繰り返すうちに狙い通りの動きができるように必ずなります。
「感覚が合う」という表現を私達はよく使います。
実際の水の流れと自分達のボートを動かせる能力とを見極め、予測して目的の場所にしっかりたどり着ける状態。それをボートに乗る選手達が全員共有できている状態のことを指して言います。たぶん。

これからは全員の感覚を合わせる作業が重要になってきます。
明日もまるまる1日スラローム練習です。

最終的にはひとつの生き物のようにびゅんびゅん動いていきたいですね。ただ、みんな爽やかな汗のかおりが気になるのでしっかり洗濯した服とヘルメットを準備してから、ひとつの生き物になれればお互いに気持ちよく漕げるでしょう。

明日もゲートを通過するぜー!

鈴木諒太