_N6U9422ラフトとは<筏>の意味で、ラフティングとはチームでゴムボートに乗り込み、パドル(櫂)を使って操船し、激流を下るアウトドア・スポーツです。

川という自然が舞台となり、機械動力を一切使用しないクリーンなスポーツですので、今日、世界に求められるテーマ<環境保護とチームワーク>にまさに当てはまります。

ラフティングで、最も一般的な形態はラフティング・ツアー(コマーシャル(商業)ラフティング)で、アメリカのコロラド州が発祥の地と言われています。経験を積んだインストラクター(ラフティング・ガイド)の指示のもと、誰でも気軽に急流下りを体験できることから、世界中で行われ、世界中の旅行者に人気があるアクティビティーです。
日本では約15年程前から人気が高まり、日本全国の河川でラフティングツアーが行われていますが、世界では30年以上の歴史があり、ツアーや競技として行われています。
ラフティングがポピュラーなアメリカでは、体験者人数は3000万人以上といわれています。

レースラフティング・Raft Racing

_N6U5865このラフティングを競技化したものがラフトレーシングです。
ラフトレーシングでは川を下るタイムを競い、主に以下の4つの競技種目があります。

◆スプリント(1艇ずつスタートのタイムトライアル形式の短距離レース)100ポイント
◆H2H(2艇同時スタートで争う短距離レース。トーナメント方式順位を決める)200ポイント
◆スラローム(設置されたゲートを通過するタイムを競う。ゲートの不通過や接触は降下タイムにペナルティーが加算される)300ポイント
◆ダウンリバー(5キロ以上の長距離を下る速さを競う)400ポイント
それぞれの種目で順位にポイントが与えられ、4種目総合のポイントを争う。

ラフトの種類(R4とR6)

現在レースラフティングはR4(4人制)とR6(6人制)があります。世界選手権はR4とR6を交互に1年に1度行われます。
R4はオリンピック種目を目指し、より競技性を高めるために2010年より始まりました。オリンピックではカヌースラローム競技のために人工河川が作られますがこれにフィットするためR6より小さなボート(12フィート)を使用します。
R6は天然のワイルドな川で行われています。

川のグレード

ラフティングの舞台となる激流には、激しさを計るグレードがあり、グレード1→グレード6まであります。
一般的にグレード1は静水。グレード6はラフトボートでは通過不可能な激流を呼びます。

_N6U3910ラフティング世界大会など、本格的なレースラフティングの大会では、世界クラスのグレード5の激流で行われ、その大波は4メートルを超え、落差5メートル級の滝も含みます。

グレード5は十分な知識と技術を持ったクルーでもわずかなミスでボートが転覆する極限まで難易度の高い激流です。ラフティングでは、激流に挑む度胸、自然や仲間と調和する精神、川の流れを読む知性、激流を漕ぐ体力が要求されます

 
 

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