Paddling講習

10月中旬となり秋らしい気温となって来ましたね
僕たちが日頃練習している、相模川馬入のあたりは
川の水と海水が混ざり合い水温は23度くらいです
秋の風の中チームの選手たちも、長袖を着て練習するようになりました。

さて今週は、カヌースプリントという
湖や川の河口(静水)を漕ぐ速さを競う競技の
元日本代表であり
現カヌースプリント強化副委員長の尾野藤コーチによる
パドリング講習がありましたのでその様子を少しご覧ください

始めにpaddleの軌跡のイメージの共有から始まります
体の構造的に、力を発揮しやすいポジションはどうなのか
静水でどのようにpaddleが水を掴んでいくかの
スロー映像を確認し
頭に落とし込み、体に落とし込むことを行いました

少しマニアックなお話をさせて頂くと、、、

Paddlingに重要なのは股関節
上半身と下半身を繋ぐ股関節を
腹圧でコントロールする
股関節周りの筋肉を固めると詰まるので
丹田に芯をつくり、お腹が笑っている状態を意図的に作る
(練習方法…人がお腹の上に立った状態で歌が歌える)

左右片方だけの腹圧を動かしたり
お腹から力を入れて足を動かしたり
根本的なポジションを取るためのコーチングを受けました

最近チームに導入した
エルゴマシーン(陸上で漕ぐ動作を練習できる機械)も使いました
手で漕いでいた時と、体で漕いでいた時のスピードの違いを
数字で感じると
手で引ける水の量はたかが知れていて
体で漕ぐことがいかに大切か
Paddleに全体重をかけたら
それに耐えられる体を作らなくてはいけない
重いものを引くではなく
衝撃に耐えられる体を作る

素晴らしい学びの時間となりました
カヌースプリントのパドリングを
いかにラフティングに落とし込むかは僕たちの役目です

11月27・28日(土・日)
全日本選手権が四国吉野川で行われます!!
是非応援よろしくお願いします
明日から事前合宿で吉野川合宿です
今回得たエッセンスをしっかり取り込んでいきます。

ラフティングチームTEIKEI  中野晶良

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