レースラフティングとは

ラフティングで激流を下る速さを競うのが『レースラフティング』です。
レースラフティングには、主に以下の4つの競技種目があります。

スプリント

1艇ずつスタートするタイムトライアル形式の短距離レース。

H2H

2艇同時スタートで競う短距離レース。トーナメント方式。

スラローム

激流に設置されたゲートを通過するタイムを競う。
緑ゲートは上から下へ、赤ゲートは下から上に通過する。ゲート不通過や接触はタイムにペナルティーが加算される。

ダウンリバー

長距離の激流を下る速さを競う。大会の最後を締め括る運命のレース。

それぞれの種目の順位に応じてポイントが与えられ、4種目総合のポイントを競います。

レースラフティングにはR4(4人制)とR6(6人制)があります。
世界選手権はR4とR6を交互に1年に1度行われます。R4はオリンピック種目を目指し、より競技性を高めるためのレース。R6は自然の大激流に挑戦するという、ラフティングの原点を競うレースです。

ラフティングの激流には、激しさを数値化したグレードがあり、グレード1→グレード6まであります。一般的に、グレード1は穏やかな静水。グレード6はラフトボートでは通過不可能な激流です。

ラフティング世界大会など、本格的なレースラフティングの大会では、世界クラスのグレード5の激流で行われ、その大波は4メートルを超え、落差5メートル級の滝も含みます。それは、十分な知識と技術を持ったクルーでも、わずかなミスでボートが転覆する、極限まで難易度の高い激流です。

レースラフティングとは、
・激流に挑む「度胸」
・仲間を信頼する「チームワーク」
・自然を味方に付ける「調和力」
・川の流れを読む「知性」
・激流を漕ぐ「体力」

が要求される過酷なスポーツです。

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